2009/05/23

テレビ番組が変

 テレビ番組やその出演者がここ数年変だと思いませんか。映画や新番組の公開が近づくと、そのキャストの出演がやたらに増えます。いわゆる番組宣伝、番宣というものですね。視聴者が何を求めているのかを考えて番組を作らなければならないのに、その番組を構成するためではなく、番組宣伝を優先している傾向には閉口します。インターネットを利用して好きな番組を好きな時間に見られるようになりつつある今、テレビのあり方は難しいところにあると思います。スポンサー離れと地上デジタル導入による資金難を補うために番組自体がCMのような放送を続けるテレビに、明日はないように思います。

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2008/07/22

未来のない民放

 テレビ局の催し物があまりにエスカレートしている。夏休みになると、遊園地と見まがうような大規模な専用施設で、コンサートやショーを連日のように開催し、視聴者を誘致する。さらにそこでは番組にタイアップした商品の販売などにも力を入れている。どうにも奇妙に写る。民放局も営利企業である以上儲けることは構わないが、テレビ局とはそもそも何であったかわからなくなってきた。フリーのタレントはともかく、社員であるアナウンサーまでも総動員してまで「副業」に力を入れる理由は何なのか。
 今の民法は公正な報道をするにはあまりに条件が悪いと思う。もともとスポンサーに対しては弱い立場にある民法が、自らそのしがらみを増やすべく、タイアップを増やしていくその姿勢は、すでに平等な報道を捨て、営利活動に走っているとしか思えない。もはや冷静に局のポリシーを貫くことなど無理ではないだろうか。
 局の大事な「商品」である番組においても、他の新番組の宣伝を平気で行なう。出演者などがわざとらしくゲスト出演したり、堂々と番組宣伝をする様を見ていると、番組もすでに作品ではなく、CMの一部なのだ。

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2007/05/31

ちょっと考えれば。

 警備会社のCMが差し替えられることが決まりました。このCMでは夜道を歩く人やバイクが猛獣に変身します。どこにでも犯罪者がいると思って気をつけるようにというもの。そして自分の居場所を知らせる防犯製品を宣伝するCMでした。しかし、電柱で作業をする人も猛獣になるシーンがあり、それを見て、電話会社や電力会社からクレームがつきました。職業を安易にそうしたことに取り上げれば、その職業のイメージが悪くなり、問題になることは目に見えてわかるはずなのですが、どうしてそんなCMがOKになったんでしょうか。常識で考えても非常に不思議です。誰もチェックしなかったのでしょうか。

 このCMが広告代理店の独断で作ったというなら別ですが、そんなことはないでしょう。会社の顔となるCMをリリースするまでには、社内で充分協議が重ねられているはずなのに。人々の感覚の変化なんでしょうか。表では差別や発言に気を配るふりをして、実のところ全く理解していないのかもしれません。もちろん自分もえらそうなことを言うつもりはありません。どこでどんなことをしているか、わかったもんじゃありません。思わずやってしまう差別って恐いですね。

 もうひとつ当方が懸念するのは、CMやテレビ番組でこうした問題が増えると、それらメディアへの検閲といったことを政治家が口にし始めます。メディアが政府に乗っ取られるようなことは絶対避けねばなりません。それを防ぐためにも、企業は自分たちで充分吟味し、行き過ぎた表現がないよう自主規制しなければなりません。

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2007/01/23

あるあるの廃止は非常に残念

 発掘!あるある大辞典Ⅱの放送打ち切りを聞いて、非常に残念な思いだ。これでテレビ東京、TBS、フジテレビ系(関西テレビ)と、3社が同じような番組でスキャンダルを出したことになる。スポンサーの花王が降りるというから採算の面もあろうが、問題を起こしたならば出直すべきではないだろうか。『同じ過ちを起こさない』を合言葉に、番組を継続して欲しかった。会社の役員が責任をとって辞めるのは勝手だが、生活の一部となっていた番組自体を責任をとって打ち切るというのは視聴者に対して無責任であり、納得いかない。他にやめてほしいくだらない番組はいくらでもあるのに。
 翌月曜の出勤を不安に感じながら、午後9時から10時のひとときをこの番組でリラックスするのが習慣だった。堺正章と志村けん、柴田理恵のユニークな大人のかけあいがとてもおもしろかったし、何よりも政井マヤさんのお姉さん的笑顔が明日への活力だったのに。
 花王がだめならライオンの提供で、あるある3をお願いした
い。

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2007/01/21

テレビ番組捏造摘発の裏の裏

 人気の健康番組が捏造疑惑で総務省から指摘された。最近テレビ番組の捏造行為が非常に多い。だがそのように感じるのは、そうした事例が増えているばかりではなく、総務省、つまりは政府の検閲が厳しくなっていることも十分懸念するべきである。そうした圧力を大義名分にしてしまうのは、いい加減な番組作りにほかならないが、捏造工作は昔からあったであろうから。ライバル局はことさらこれを大袈裟に報道して勝ち誇るが、報道の自由を奪う道を作ることになりかねないという意味をよく理解した上で報道してほしい。テレビ局同士がよい意味でけん制するのは正しい番組作りに有効であるが、つぶしあいは政府の望むところであり、政府の番組や報道への介入をさらに強くするきっかけを作る。
 教育基本法、労働基本法と外堀を埋め、あろうことか憲法まで改悪しようとする安倍政権に、テレビの好きな視聴者も危機意識を感じてほしい。今回の話題でインターネットに飛び交う意見も恐らく、番組製作や局の体制への批判に終始するだろうがそんなことはこの際どうでもよい。捏造が最近頻繁に摘発される裏には、政府の報道介入が強化されている可能性があり、それを騒ぎ立てることは、さらなる政府介入を招くこともみんな感じてほしいのだ。

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2006/11/26

日本のCMが少し面白い。

 テレビCMが少し面白くなってきた。富士フィルムが他のスポンサーと協力してコラボレーションCMを復活させた。そしてアップル社がWindowsを軽くけん制するCMを出した。これも結構おもしろい。
 数年前に見たコラボレーションCMは、富士フィルムをはじめ、コンビニ、コーヒー飲料、他数社が次々と参加した。新作が登場するたびに展開されるストーリーが楽しみだったが、わずか数ヶ月で消滅した。数社が共同でCM枠に参加できるため、宣伝時間が飛躍的に伸びるのがコラボCMの利点だが、その反面、商品が次々登場するため、視聴者のターゲットがぼやける点があり、そうした傾向をスポンサーも嫌ったのかもしれない。今回の
富士フィルムのそれは全日空とコラボレーションしているが以前ほどの華やかさはなく、これ限りかなという感じ。是非、次はパンダにユ○クロのフリースを着てもらい、中国へ帰るときは飛行機に乗る前にアヒルの生命保険に入ってもらいたい。
 実名批判CMというのもある。日本では長年タブーとされてきたライバル商品の実名批判も、数年前にOKが出ている。このタイプのCMはアメリカのコーラ戦争が有名である。コカコーラとペプシコーラは、常に相手製品を実名で批判し、自分の商品がそれより優れていることを宣伝する。大統領選挙のCMにしても対立候補をもろに実名批判する。
 だが同様のものを日本では全く
見かけない。
 「他人を気にする前に自分がしっかりやりなさい。
と母親から言われた記憶があるが、きっとこの教えが日本には根強いのだ。まさかアメリカのお母さんが
 「他人を攻撃しなさい。」
と教えるわけはないが。
 
実名批判とまではいかないが、アップル社のそれは、Windowsコンピュータがいかに個人向けとしては面白くないかを皮肉をこめてCMする。マッキントッシュが家庭や個人向けに限って楽しいコンピュータであることを強調するが、オフィス向けの先駆者であるがゆえウィルスの攻撃にさらされ、時計や計算機しか持たないまじめなWindowsコンピュータにも、敬意を表することを忘れない。他人への攻撃や批判を嫌う日本市場にうまく溶け込もうとしているのかもしれない。『本当はいずれオフィス用途も!』と狙うアップル社の余裕すら感じる(考えすぎか?)。

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2006/04/09

テレビドラマの凋落

  今はやりのインターネット経由でDVDやCDが借りられるサービス。これを利用して昔のドラマを借りてみたが、その内容に引き込まれた。
 借りたのは1970~80年の大河ドラマ。「何だ、堅苦しくてつまらない」と思われるかもしれない。かくいう管理人もあまり期待せず、昔の大河ドラマを懐かしさ目的で借りてみたのだが、そのしっかりした作りと面白さに半端な考えは吹き飛んだ。その魅力の源は何なのか。
 当時はNHK大河ドラマ、ホームドラマはTBS、青春ドラマと骨太な刑事ドラマは日本テレビであったが、現在はどの局もドラマには大苦戦している。ドラマで人気を呼ぶのは橋田壽賀子かフジテレビの9時台若者向けドラマに限られている。原因はドラマの自由化。
 当時、最高峰のNHK大河ドラマに出演の決まった俳優は、クランクインから1年間拘束されたため、他局の連続ドラマの出演は事実上できなかった。最近NHKはそうしたことを見直したため、駆け出しの若手俳優までもが大河ドラマと民法ドラマ数本を掛け持ちするようになった。自由になった俳優は当時に比べて様々なドラマに出演して演技を磨く機会を増やしたことになるが、その反面NHKじゃなくてもやっていけるという気持ちはどこへ行っても緊張感を作らない。以前は民放に出演中もNHKプロデューサーの視聴を意識していたというNHKオンリーの構図が崩壊したのだ。製作会社もNHKに気兼ねせずに一線級俳優を手配できるから、以前のように大河に漏れた知名度のやや低い俳優を使って、苦心してドラマ製作する必要がなくなり、演出技術も低下する。加えて相変わらず局に視聴率を提供しやすいアイドルドラマに注力するため、民放ドラマの質は下がる一方だ。
 そしてNHKのドラマである。ベテラン若手を問わずオーディションで俳優を決める姿勢を貫くが、若い視聴者を意識した若手俳優の起用は、事実上NHKから出演を依頼しているという。それを見てもともと舞台中心のベテラン俳優はますますNHKを敬遠する。おもしろいドラマができようはずがない。
 現在放映中のNHK大河は、主役に若手俳優を起用しているものの、周囲をかなりガッチリと40後半~50歳代の中堅で固めていることに気付く。役者自身の年齢と配役に無理な部分もあるが、非常に安心して見られる。大河名物の、出演5分ほどでトリを飾るような高齢超大物ベテラン俳優が出演を敬遠したことが、人間関係にも良い効果を出しているのでは。だが朝の連続ドラマはまだまだ...

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